歯ぎしりとは、寝ている間に無意識的に上下の歯をこすり合わせることを言い、「ギリギリ」と音を発することも多くあります。歯ぎしりは隣に寝ている人に迷惑をかけるだけでなく、歯が磨り減ったり、冷たいものがしみる知覚過敏になってしまったり、ひどいと歯が割れたり折れたりしてしまいます。
歯ぎしりを防止するためには、マウスピースを使用します。マウスピースは一般的にも購入は可能ですが、尼崎ガーデン歯科では患者様ご自身に合ったマウスピースをお作りいたしますので、効果的に歯ぎしりを防止することが可能です。しかし、マウスピースは「保護装置」なので、歯ぎしりを矯正することはできません。また、マウスピースの製作に時間がかかるため、2回来院して頂くことになります。
いびきは粘膜の振動音です。睡眠時に喉や舌の筋肉が緩み、気道が狭くなります。その狭くなった所を空気が通る際、口腔内の粘膜が振動していびきとなります。喉がさらに狭くなり、呼吸が止まってしまう状態が「無呼吸」です。10秒以上の呼吸停止が6時間の睡眠中に30回、もしくは1時間に5回以上起こるのが「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」です。
いびきや無呼吸が長時間続くと、体内は酸素不足となり、高血圧、心臓病、不整脈、脳血管疾患などの症状がでてきます。これらを防ぐためにも治療されることをお勧めします。
比較的軽度のいびきの場合、日常生活におけるちょっとした工夫で改善されることがあります。例えば、枕を低くする、横向きで寝る、ダイエットする、アルコールを控える、睡眠薬や筋弛緩薬の服用を控える、などです。それでもいびきや無呼吸が改善されない場合は、専門治療をお勧めします。
患者様のお口の型をとらせていただき、製作します。マウスピースを装着することで気道が広がり、いびきや無呼吸がなくなり、熟睡できるようになります。しかし、歯が少ない場合はできないことがあります。